2015年3月31日でクロネコメール便が廃止されました。A4の大きさで重さ1kgまでで厚さ1cmでなら82円、厚さ1cmでなら164円は非常に魅力でした。 オークションで紙物の品物を発送する時に厚紙で挟んだりすると結構な重さになるので1kgまでというのはありがたかったです。
しかし、例の「信書」を中に同封してはいけないという「郵便法」に引っかかるために廃止されました。 82円で1kgまででしかも追跡サービス付というのは、ヤマトにすればきつかったのではと思います。
ほんとうに儲けが出ていたのでしょうか?
そこでクロネコメール便の代わりになるものを調べてみましたが、やはり日本郵便のサービスしかないようです。
以下にメール便の代わりになりそうなサービスを記します。
■日本郵便のサービス
サービス | 重さ | 料金 | 規定など |
---|---|---|---|
ミニレター (郵便書簡) |
25g | 62円 | ミニレターは郵便局で購入 写真、メモ(紙片など)の薄い物を同封可能 |
定形郵便物 | 25g | 82円 | 最大 ⇒ 縦:23.5cm , 横:12cm , 厚さ:1cm 最小 ⇒ 縦:14cm , 横:9cm , 厚さ:0cm |
50g | 92円 | ||
定形外郵便物 | 50g | 120円 | 最大 ⇒ 縦:60cm [縦] + [横] + [厚さ]:90cm 最小 ⇒ 縦:14cm , 横:9cm , 厚さ:0cm |
100g | 140円 | ||
150g | 205円 | ||
250g | 250円 | ||
500g | 400円 | ||
1kg | 600円 | ||
2kg | 870円 | ||
4kg | 1,180円 | ||
ゆうメール (冊子小包) |
150g | 180円 | 冊子とした印刷物および電磁的記録媒体が対象。 大きさは、[縦] + [厚さ] + [横] = 1.7m 以内 次の何れの方法により、内容品が確認できるようにする。 1. 封筒または袋の納入口などの一部を開く。 2. 包装の外部に無色透明の部分を設ける。 3. 内容品の見本を郵便局で提示する。 |
250g | 215円 | ||
500g | 300円 | ||
1kg | 350円 | ||
2kg | 460円 | ||
3kg | 610円 | ||
レターパックライト | 4kg | 360円 | 厚さは3cm以内 郵便受け配達 (郵便局で購入) |
レターパックプラス | 4kg | 510円 | 4kg以内ならば厚さ3cm越えOK 手渡し配達 (郵便局で購入) |
スマートレター | 1kg | 180円 | A5サイズ(25cm×17cm)厚さ2cm 現状、東京都内のみ、順次拡大らしい |
クリックポスト | 1kg | 164円 | サイズ:長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下 【注意】 ・Yahoo! JAPAN IDを持っている人のみ対象 ・クリックポストWebサイトにログインし 発送する荷物の宛先情報等を入力 ・Yahoo!ウォレットでの決済 ・宛名ラベルのPDFをプリンタ印刷し貼付 ・ポストや郵便窓口等に差し出し |
こう見るといろんなものがありますが、一番のお勧めは...
■クロネコメール便の替わりになるもの(164円)
・クリックポスト ですが、最大のネックはYahooのIDを持っていないとできない点です。 これは結局ヤフオクの利用者を念頭においているようです。
■すごく薄い紙物を送る場合
・ミニレター(郵便書簡)62円
■164円未満で薄い紙物を送る場合
・定形郵便物(25g)82円
・定形郵便物(50g)92円
・定形外郵便物(50g)120円
・定形外郵便物(100g)140円
■164円以上でそれなりに重い物を送る場合
・レターパックライト(4kg)360円
※ゆうメールも料金と重さからそこそこ安いのですが、梱包が面倒です。 封筒の一部に窓を付けて中身が確認できる様にしないといけないので、 送られた方は中身が分かるのはいやかも知れません。
時代的に、書籍小包としての役割は無くなってきていると思いますので、 本を送付する方法を残すのであればもっと簡単で手軽なものにしてほしいと思います。