あるプログラムを開発し、いざ実際のマシンにインストールし実行しようした時にいきなりのエラーが発生し途中で落ちてしまいました。
開発環境での実行は特に問題無く動作していたので、何も気に掛けていなかったのですが、客先でのエラー発生であわててしまいました。
よくよく考えてみると、実はこのプログラム自分自身でテキストでログファイルを書き出しているのですが、 面倒くさかったのでEXEファイルの存在するフォルダに LOG というフォルダを作成しその中に書き出していました。
このプログラムのインストール先を Program Files にしていたため、客先のログインユーザが管理者権限でなかったので Program Files 配下のフォルダーにはテキストファイルを書き込めなかった為のエラーでした。
インストール先をC:ドライブの直下にフォルダーを作成する様にしてインストールしたらうまくいくようになりました。
開発環境では Administrator でログインしているため、管理者権限のことをすっかり忘れていたのが悪かったのですが。
インストール先に限らず、EXEファイルを管理者権限を付加して実行しても良いと思います。
EXEファイルのプロパティを開いて、「互換性」タブをクリックします。
「すべてのユーザの設定を変更」ボタンをクリックし、 「すべてのユーザの互換性」タブの中の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて「OK」を2回クリックします。
以下は、Windows7での設定方法です。