マイナス金利について

最近、日銀が「マイナス金利」政策を発表した。銀行から預かったお金に対してマイナスの金利を付けると言う。
金利がマイナスとは少々違和感が在るのですが、通常金利と言えばプラスのものばかりかと思っていたが
プラス金利では預けたお金にプラスして戻ってくる感じをマイナスで考えれば、
預けたお金から金利を差し引いて戻ってくるということらしい。

銀行としてみれば日銀にお金を預けるよりも他で運用した方が金利分のマイナスがなくなるのでは。
ということでお金が市中に出回るということらしい。
本当にお金が回るかはこれからの景気や政策に掛かっているのだろうけれど。

このマイナス金利に銀行側も反応し、銀行の口座に関しても金利を下げだした。
ある銀行などは、0.0001%とかにするらしいが、ここまでくればほとんど金利ゼロ。
もし本当に個人の口座がマイナス金利になれば、タンス預金の方がましになるかもしれない。
しかし、お金を管理することから考えれば、銀行に預けておいた方が安全ではある。

地方銀行なども預かっているお金は多いが、貸出先が無いのでお金の運用にこまるらしい。
本当は、個人口座にもマイナス金利を導入したいのではと思う。
以前のネット銀行では口座維持手数料を取っているところもあったが、今は無い様である。

今後、マイナス金利が続くようであれば、これに乗じて銀行も口座維持費を払ってほしいのは山々なのでしょうが。

このマイナス金利で景気が良くなればいいのですが、株価も下げ幅が激しかったりで
今年はどうなるのでしょうか。

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