缶コーヒーBOSのCMで最近までは北海道新幹線にちなんだものでしたが、
ここ1週間ぐらいは兵庫県朝来市の「竹田城」が舞台で、霧にかすんだ城址からジョーンズさん、タモリさん、満嶋さんが空に歩き出すユニークな感じです。
「竹田城」の入場が3月1日からの公開の再開に併せてCMを仕掛けたようです。
大野市の「大野城」関係者にしてみれば、最近「天空の城」で売り出しているだけに、やられた感じがすのではないでしょうか。
やはりこれぐらいのインパクトがあるとちょっと興味がわきます。大野市も何か仕掛けていかないと、観光での振興はままならないのでは。
「天空の城」もジブリのアニメ映画のラピュタからとったものですが、アニメ?漫画つながりということで、福井県のあわら市も「ちはやふる」で結構集客があったようです。
大野市も幕末の名君「土井利忠」やその家臣「内山良休・隆佐」兄弟を題材にした漫画を描いてもらったらどうでしょうか。
「ちはやふる」の様に週刊誌の連載物で掲載後、人気が出れば映画や大河ドラマなどを目指して。
大河ドラマは福井県も「由利公正」を推していますが、幕末大野藩の歴史も福井藩に負けず劣らず、面白いものになると思います。
幕末の大野藩では、藩政改革を行い、直営の面谷鉱山を発展させ銅の産出でのもうけをもとに藩校明倫館・洋学館を建て大坂の適塾塾頭の伊藤慎蔵を招いた講義を行ったり、オランダ語の翻訳本を出していたそうです。
また、軍制改革を行い洋式軍隊への転換や、大砲の鋳造をなどを行っています。
さらに、「大野丸」という2本マストの帆船を建造し北海道との交易を行い、今のサハリン(北蝦夷地)開拓にも乗り出し、サハリンの一部を大野藩準領地としていました。
このあたりの史実を繋げていけば長編になりそうですが、漫画家のかた如何でしょうか?
福井に北陸新幹線ができるころまでに盛り上がっていればいいとは思います。