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2016年3月22日 (火)

VB.NET:コンボボックスへの項目設定、設定値の取り扱うクラスを作成してみました

標準コントロールのコンボボックス(ComboBox)ですが、このコントロールへの設定値は Items で行います。 フォームのデザイナ上でプロパティウインドウの中から設定してもいいのですが、 今回は Items に設定する項目をクラスとして定義し、 それを指定のコンボボックスに設定するクラスを作成してみました。

 Items に設定できるデータ型は Object 型の配列として宣言されていますので、 クラスの値の配列を設定が可能です。

以下のソースでは、全体のクラス名を ClsCombo として宣言し、 コンボの Items に設定されるデータを ComboItem として宣言しています。
このクラスを使用する場合は、 ComboItem で項目値を配列として宣言し、  ClsCombo のコンストラクタに渡す様にします。


■プロパティ

プロパティ名 内容
ComboDivision 選択区分値(数値)を取得
ComboDivString 選択区分値(文字列)を取得
ComboText 選択区分名(Text)を取得


■メソッド

メソッド名 引数 内容
SetComboSeletedIndex 区分値(Long) 区分値を選択状態に設定
SetComboSeletedIndex 区分値(文字列) 区分値を選択状態に設定



このクラスを使う例として以下のソースを示します。

プライベート変数で今回のクラスの変数と、コンボに設定する項目値の配列を宣言します。 その後、フォームロード時イベントでクラス変数の生成を行い、初期選択値を設定します。

Combo1


ボタンクリック時イベントで選択されている区分値とコンボボックスに表示されているテキスト文字列を クラスより取得し表示しています。

Combo2

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