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2018年1月28日 (日)

求人募集条件に「右クリックが分かれば大丈夫」の熊本電鉄

この件ですが、「J-Castニュース」をみて面白いなと思って、熊本電鉄のホームページを見てみました。 熊本電鉄の募集のページの中で、求人条件のひとつとして「簡単なパソコン操作」ができることをあげているようですが、 その条件の書き方が「簡単なパソコン操作(右クリック等の意味が分かる程度)が出来る方」 と募集要項の資格欄に載っています。

まあ、確かに「右クリック」を理解していれば、パソコンでコピペ等をやったことがある人で、 少なからず、パソコンは使えるのではないかと思えます。 しかし、「右クリック等の意味が分かる程度」とは面白い表現だなと感じました。

私の仕事であるソフト開発の場合でも同じようなことを経験してきました。 「プログラミングができる」「ソフトが作れる」と言っても、それぞれ人によって千差万別です。 パソコン上のプログラムにしたところで、会社の業務ソフトの開発だったり、 制御機器の管理業務だったり、WEB系であれば内容が全然ちがってきます。

「できる」という内容がそれぞれのしてきた仕事の内容で異なってきます。 そのため「プログラミングができる」からと言っても、それぞれの仕事の現場では使えるかどうかは やってみなければ分かりません。 プログラマーに要求されるスキルはいろいろありますので、 それぞれの仕事に関する必要な人を募集する時には、なかなか難しいものです。

この熊本電鉄に倣って、プログラマの場合なら「オブジェクト、クラス等の意味が分かる程度」 の様な感じでしょうか?
しかし、プログラマはプログラミングができるだけでは仕事になりません。 データベースの知識、WEBに関する知識、拾い上げれば切がありません。 これを読んでいる方で、プログラマになりたいなと思っている方は、 ちょっと尻込みしているかもしれませんが、いろんなことは順次仕事の上で 覚えていくものですので、気にされずに目指してください。

最後に、プログラマの募集であれば、「データベース等の意味が理解出て説明できる程度」 の様な感じでしょうか。

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