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2016年1月28日 (木)

VB.NETの文字列型(String)について

プログラミングにおいて文字列型「String」はいろんな場面で使います。 名前を表示する時に使ったり、数値を文字列型で退避したりと枚挙に暇がありません。

この「String」ですがよく使う数値型のInteger型やDouble型、Decimal型などとは性格が異なり内部的には「クラス」の扱いなのです。 「クラス」は変数を宣言してもその変数を初期化(インスタンス化)しないと、その「クラス」のプロパティやメソッドが使えません。 使えないというか、インスタンス化されていない「クラス」のプロパティにアクセスするとその時点でエラーが発生します。 以下はエラーの発生するソースの例です。



変数 str を初期化せずにString型のLengthプロパティを使うとエラーが発生します。 「NullReferenceException」エラーが発生します。(NULLであるオブジェクトを参照したというエラー)

String1



このエラーを回避するには、文字列型の宣言するところで初期化(空文字を代入する)を行ってから、プロパティやメソッドを使います。 また、文字列長のみ知りたいのであれば、標準で備わっている「Len」関数を使います。



Microsoft.VisualBasic.Stringsモジュールには昔のBasicを引きずった関数がいろいろありますが、 その関数を使うか、文字列のクラスのメソッドを使うかは好みの問題かと思います。 今後は「String」クラスの「Substring」メソッドを使うのが主流になるとは思います。

但し、「Left」「Right」「Mid」の関数は昔から便利だったので結構使いたくなります。 これらの関数の「String」クラスの「Substring」メソッドでの方法を以下に記します。

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