BHT-BASIC4.0:ファイル伝送におけるXFILE命令の使い方
ハンディターミナルはそれ自身単体で使用するわけではなく、
データファイルの送受信処理をパソコンと行い、
そのデータファイルのデータを使用して処理を進めることはよくあります。
それで今回は、ファイルの送受信を行う XFILE命令 について説明します。
この例はほぼ全てのプロトコル指定を行っています。
つまり、ファイル「TEST.DAT」の受信でシリアル番号の付加、
水平パリティの付加、シリアル番号の表示、フィールド末尾の空白をデータ、
リンク確立時のタイムアウト時間30秒の指定です。
私があるシステムで XFILE命令 を使った受信時は以下のコマンドでした。 フィールド末尾の空白ですが、データとしないと FIELD命令 で指定した分の桁数が確保されない気がしました。 でもファイルを読込んだ時には、文字列の右側の空白を取除く(トリム)必要があります。
受信と送信に分けて関数を作ってみました。
■関連記事
⇒BHT-BASIC:DENSOのハンディターミナルの開発言語のBHT-BASIC4.0を使ってみた
⇒BHT-BASIC4.0:変数宣言の書き方(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:変数宣言の書き方その2(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ定義関数について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:演算子について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:画面への表示について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:キー入力について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:数値用キー入力関数(ユーザ定義関数)について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ定義関数の値渡し・参照渡しについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数について
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数についてその2
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数についてその3
⇒BHT-BASIC4.0:TeraTermを使ってDENSOのハンディターミナルにファイル(プログラム)転送を行う方法
⇒BHT-BASIC4.0:I/OポートとWAIT、さらにTIMERについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの取り扱いについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの取り扱いについてその2(書込み・読込みの実用的な関数)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの検索について(SEARCH関数)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ関数の引数の仮変数に対する代入の注意点
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの削除等について(KILL、CLFILEのラッパ関数)
⇒BHT-BASIC4.0:ファイルの存在確認関数を作ってみました
⇒BHT-BASIC4.0:拡張関数のバイナリサーチ処理関数(BSEARCH.FN3)の使い方
⇒BHT-BASIC4.0:拡張関数のサーチ処理関数(SEARCH.FN3)の使い方
⇒BHT-BASIC4.0:簡単なメニュー表示・選択を行うユーザ関数について
⇒BHT-BASIC4.0:バーコードの読込み(バーコードスキャン)について
⇒BHT-BASIC4.0:Bluetoothデバイスアドレス取得等について
⇒VB.NET:ハンディターミナル(BHT-1300等)とのデータファイルの送受信について
それで今回は、ファイルの送受信を行う XFILE命令 について説明します。
[書式]
XFILE "[ドライブ名:]ファイル名"[, "プロトコル指定"]
<引き数>
XFILE "[ドライブ名:]ファイル名"[, "プロトコル指定"]
<引き数>
ドライブ名:ドライブ指定("A" OR "D") <各ドライブに対応する通信プロトコル> "A":Ymodem, BHT-Ir, BHT "D":Ymodemのみ ファイル名:ファイル指定 プロトコル指定:以下の各指定を文字列で行う。 ■伝送方向: ・省略時(デフォルト):BHTからファイル送信 ・"R"または"r" :パソコンまたは他BHTからファイル受信 ■シリアル番号: ・省略時(デフォルト):シリアル番号の付加無し ・"S"または"s" :伝送ブロックにシリアル番号を付加 ■水平パリティチェック(BCC): ・省略時(デフォルト):水平パリティの付加無し ・"P"または"p" :伝送ブロックに水平パリティを付加 ■伝送モニタ: ・省略時(デフォルト):シリアル番号の表示無し ・"M"または"m" :伝送ブロックのシリアル番号を表示 ■ファイル受信時のフィールド末尾の空白の扱い: ・省略時(デフォルト):空白をデータとして扱わない ・"T"または"t" :空白をデータとして扱う ■リンク確立時のタイムアウト時間: ・"1"~"8":30秒~240秒で30秒間隔 ・"9" :タイムアウトなし ■ファイル名同一チェック: ・省略時(デフォルト):同一チェックを行う (ファイル名で指定した名前と同じ 名前で送られてきたファイルのみ受信) ・"N"または"n" :同一チェックを行わない (送信側と異なるファイル名にて受信可能)
■プロトコル指定の例
XFILE "TEST.DAT", "RSPMT1"
私があるシステムで XFILE命令 を使った受信時は以下のコマンドでした。 フィールド末尾の空白ですが、データとしないと FIELD命令 で指定した分の桁数が確保されない気がしました。 でもファイルを読込んだ時には、文字列の右側の空白を取除く(トリム)必要があります。
XFILE "TEST.DAT", "RPMT"
■XFILE命令 をラップした関数について
受信と送信に分けて関数を作ってみました。
【DENSO】ハンディターミナルBHT-1306BWB+USB通信ユニットCU-1321+ACアダプタAD2+標準バッテリBT-130L-C【送料無料・代引手数料無料】【02P05Nov16】 価格: 208,980円 |
■関連記事
⇒BHT-BASIC:DENSOのハンディターミナルの開発言語のBHT-BASIC4.0を使ってみた
⇒BHT-BASIC4.0:変数宣言の書き方(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:変数宣言の書き方その2(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ定義関数について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:演算子について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:画面への表示について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:キー入力について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:数値用キー入力関数(ユーザ定義関数)について(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ定義関数の値渡し・参照渡しについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数について
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数についてその2
⇒BHT-BASIC4.0:文字列を扱うユーザ定義関数についてその3
⇒BHT-BASIC4.0:TeraTermを使ってDENSOのハンディターミナルにファイル(プログラム)転送を行う方法
⇒BHT-BASIC4.0:I/OポートとWAIT、さらにTIMERについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの取り扱いについて(BHT-1300)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの取り扱いについてその2(書込み・読込みの実用的な関数)
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの検索について(SEARCH関数)
⇒BHT-BASIC4.0:ユーザ関数の引数の仮変数に対する代入の注意点
⇒BHT-BASIC4.0:データファイルの削除等について(KILL、CLFILEのラッパ関数)
⇒BHT-BASIC4.0:ファイルの存在確認関数を作ってみました
⇒BHT-BASIC4.0:拡張関数のバイナリサーチ処理関数(BSEARCH.FN3)の使い方
⇒BHT-BASIC4.0:拡張関数のサーチ処理関数(SEARCH.FN3)の使い方
⇒BHT-BASIC4.0:簡単なメニュー表示・選択を行うユーザ関数について
⇒BHT-BASIC4.0:バーコードの読込み(バーコードスキャン)について
⇒BHT-BASIC4.0:Bluetoothデバイスアドレス取得等について
⇒VB.NET:ハンディターミナル(BHT-1300等)とのデータファイルの送受信について
コメント